今年のPR用の写真は、2年連続で桂宮賞(最優秀団体賞)を受賞した「越前漆器」でのコーディネートです。越前漆器はホテルやレストランなどで使用される業務用の漆器(樹脂製品)の一大産地ではありますが、かつて会津塗や輪島塗、紀州漆器などの下請けで培った技術により、伝統的な漆塗りの商品も数多く手掛ける産地で、多くの伝統工芸士さんを抱える産地でもあります。 今回のコーディネートのポイントは、ヒョウ柄・ゼブラ柄のポップなお椀です。漆器ではあまり見かけない柄を白檀塗(びゃくだんぬり)で仕上げています。白檀塗とは、蒔絵や箔の上から透明な漆を塗り、模様を浮かび上がらせる塗り方で、年を重ねる毎に模様がハッキリと浮き出てくるので、経年変化を楽しめる技法でもあります。 昔ながらの朱や黒の商品も漆器らしくて良いのですが、最近ではこのようなポップな柄や色の商品も出てきていますので、自分好みの商品を探してみください。 |
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使用商品の紹介 | |||
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商品名 | 価格(税込) | 生産者など | |
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① | 越前塗 ヒョウ柄 白檀 子椀 | 6,050円/客 | 越前漆器協同組合 |
② | 越前塗 ゼブラ柄 白檀 子椀 | 6,050円/客 | 越前漆器協同組合 |
③ | 古代朱 ロクロ目杯 | 8,800円/客 | 越前漆器協同組合 |
④ | コとロ 和紙 | 38,500円/組 | 越前漆器協同組合(日展作家 森田清照作) |
撮影協力 |
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コーディネート・料理 / 江上料理学院 撮影 / 鵜澤昭彦 商品 / 越前漆器協同組合 |